このページの目次
相続の話合いのきっかけには家族信託が有効?
まだ家族に相続の話ができてない方へ
「親が高齢だし、そろそろ相続の話もしておかないと」
「前に遺言の話をしたら嫌な顔をされたけど、どうしたらいいんだろう」
親が年齢を重ねてくると、段々と相続のことについて考えないといけなくなりますよね。
そこで、このページでは、相続の話合いのきっかけについて、家族信託を利用するメリットを一緒に見ていきたいと思います。
1.【結論】相続の話合いのきっかけには家族信託!
結論から言うと、相続のことについて話し合うきっかけには、家族信託がピッタリです。それは、遺言などを話のきっかけにするより、家族信託のほうがいろいろとメリットがあるからです。
では、家族信託を相続の話合いのきっかけにすると、どのようなメリットがあるのか。次で見ていきましょう。
2.家族信託を相続の話合いのきっかけにするメリット
(1)相続の話合いに対するハードルが下がる
遺言など、相続についての話合いは、当然、死後のことについて話すことになります。そうなると、親としてもまだまだ元気で縁起でもないと思ったり、子としても自分から相続の話をするのは気が引けたりするでしょう。
その点、家族信託は必ずしも死後の話だけでなく、親が認知症になったときに財産管理をどうするかといった、身近な話題も含まれるため、その流れで相続の話もすることができます。相続の話を直接切り出すよりもハードルを下げて話合いができます。
(2)親が相続のことについて考えやすくなる
相続の話は、親にとっては自分の死後のことであるため、なかなかイメージしづらいこともあるでしょう。
しかし、前述したように、家族信託では、現在の話から認知症になった時、そして相続といった流れで、段階的に物事を考えていくため、今まで相続のことがピンと来なかった人も、具体的にイメージしやすくなります。
3.注意点
相続についての話合いのきっかけとしての家族信託にはメリットが多いですが、認知症になった後は利用することができません。また、当然ですが、相続が開始された後に信託契約を結ぶこともできません。
そのため、相続の話合いを考えているなら、できるだけ早く家族信託をきっかけとして利用する必要があります。
もし少しでも興味があれば、早めに司法書士に相談することがおすすめです。
4.まとめ
- 相続についての話合いのきっかけには、家族信託がピッタリ。
- 話合いのハードルを下げ、相続について親がイメージしやすくなる。
- 家族信託で相続の話合いをしたいなら、早めに司法書士に相談するのがおすすめ。
「うちの親はいきなり相続の話を出すと怒りそうだから、家族信託がいいかも」
「認知症になってしまったときのこととか、今のうちに子どもと話合いしておきたい」
もしあなたが少しでも家族信託にご興味があるのなら、一度、当事務所にご相談にいらっしゃいませんか?
当事務所は、家族信託に力をいれている司法書士事務所で、数多く実績があるため、安心して家族信託の制度を利用できます。
もしあなたが「相続についての話合いのきっかけが欲しい」と思ったら、家族信託の相談料が無料の当事務所に、お気軽にご連絡ください。
当事務所所属の司法書士がしっかりとあなたのお話を伺い、あなたのご要望にあった家族信託の方法をご提案させていただきます。