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相続対策には家族信託?
信託を活用できるケースについて
「相続のことは遺言でするものだと思っていたけれど、他にも方法あるのかな」
「家族信託も活用できるって聞いたから、実際どういう感じか気になる」
相続対策を考えるようになると、どういう制度を利用するのがいいのか悩みますよね。
そこで、このページでは、信託を活用できるケースについて、相続対策としての家族信託を一緒に見ていきたいと思います。
1.【結論】相続対策には家族信託を活用するべき!
結論から言うと、相続対策には家族信託は非常に有効で、ぜひ活用するべきだといえます。なぜなら、他の制度と違い、家族信託では柔軟な相続ができるからです。
それでは、他の制度とは違う柔軟な相続とはどのようなものなのか。相続対策に家族信託を使うメリットにはどのようなものがあるのか。次で見ていきましょう。
2.家族信託の特徴とメリット
(1)数世代にわたっての財産の承継ができる
遺言では、次の1世代までの財産の承継についてしか指定できません。対して家族信託では、1世代を超えて数世代先まで財産の承継を指定することができます。
そのため、子供だけでなくその後の孫世代までの財産承継について、あなたの希望を反映させることが可能です。
(2)財産管理の様子を生前に知ることができる
遺言では、死亡することによって効力が発生するため、生前には承継される財産がどうなるのか見ることはできません。
それに対して、家族信託では、生前のうちから財産管理をまかせられるため、実際に自分の死亡後にどのような財産管理がなされるのか、自分の目で確かめることができます。
また、遺言では、相続人全員の合意があれば、遺言の内容を変更することもできますが、家族信託では、信託の契約内容のとおりに財産管理が進められます。
そのため、遺言で自分の希望どおりの相続ができるか不安な方には、相続の前の段階を確認できるため、非常に有効です。
3.注意点
相続対策には家族信託が非常に有効ですが、一度認知症になってしまったら家族信託を利用することができません。また、当然ですが、相続が開始された後に信託契約を結ぶこともできません。
そのため、あなたの希望に沿った相続をさせたい場合、できるだけ早く信託の内容を決定して契約をする必要があります。
もし相続対策で家族信託を考えているのであれば、早めに司法書士に相談することがおすすめです。
4.まとめ
- 相続対策には、家族信託を活用するべき。
- 生前に相続の様子が伺い知れるし、数世代にわたっての財産承継の指定も可能。
- 相続を希望どおりに進めたいなら、早めに司法書士に相談するのがおすすめ。
「遺言しか考えてなかったけど、家族信託も良さそう」
「柔軟にできて生前に自分の目で確認できるから、不安に思うことが減るかも」
もしあなたが少しでも家族信託にご興味があるのなら、一度、当事務所にご相談にいらっしゃいませんか?
当事務所は、家族信託に力をいれている司法書士事務所で、数多く実績があるため、安心して家族信託の制度を利用できます。
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